三木富雄 (みき とみお)

プロフィール

1938~1978年
東京都出身の彫刻家。

美術は独学で、20代半ばからは人間の耳をモチーフにした彫刻を多く制作したことで知られている。
素材はアルミニウム合金を中心に強化プラスチックなど。大きさは人間の耳の原寸大程の小さなものから、170cmにも及ぶ巨大なものまでさまざま。
耳一筋、しかもほとんど左耳ばかりを制作し続けた彼の姿は、「こだわり」という点において他の追随を許さないといえる。

1967年にパリ、1968年にはベネチアのビエンナーレに出品をしており、国際的な活躍を期待されていたが、1978年に40歳の若さで急逝する。

「耳を作ることに意味があるのではなく、耳が私を選んだということ、そのことに意味がある。」という言葉を残している。

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