Andy Warhol (アンディ・ウォーホル)

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ポップでカラフルな作品が人気の作家です。

プロフィール

1928〜1987年
アメリカの画家、版画家。

カーネギー工科大学卒業後、ニューヨークで雑誌の広告などを手がけ、商業デザイナーとして成功する。1952年に初の個展「Fifteen Drawings Based on the Writings of Truman Capote」をニューヨークのヒューゴギャラリーで開催した。
1960年からは商業的なイラストではなく、芸術としての作品を制作し始める。当初は主に「バットマン」や「スーパーマン」などの、アメリカンコミックを題材としていた。
その後、大衆的で身近なキャンベル・スープの缶などをモチーフにした作品を制作するようになる。こういった作品は、当時の大量生産・大量消費の社会に反応しており、ポップアートと呼ばれる。
彼はファクトリー(The Factory)という名前を付けたアトリエを作り、象徴的なシルクスクリーンの作品を次々と制作した。彼の作品の中でも最も有名な物の中のひとつである、マリリン・モンロー(マリリン)が制作されたのは、この頃である。また、ファクトリーは著名人をはじめとして人々が集まる場にもなっていた。
1968年にはラディカル・フェミニストの女性に銃で撃たれるものの、一命をとりとめる。
その後「1960年代に最も影響力のあった人物」のひとりに選ばれ、世界中で個展が開かれる。

映画も積極的に制作していたが、実験的であるため一般に公開されている作品は少ない。また、ロックバンドのプロデュースや雑誌の刊行、CMやテレビ出演など、活動は多岐にわたっていた。
彼が日用品や大衆的なシンボルを題材にした作品を作り、ポップアートの全盛期を担うことができたのは、広告などのイラストを手がけていた経験があるからだろう。そしてそれによって、日常的で身近な文化と芸術の間の境界を壊したことは、彼の大きな功績のひとつである。

In the future, everyone will be world famous for fifteen minutes.
(将来、誰でも15分は世界的な有名人になることができるだろう。)
上記の彼の言葉は非常に有名で、2014年に東京都の森美術館で開催された国内最大級の回顧展のタイトル「永遠の15分」の由来にもなっている。

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