舟越桂 (ふなこし かつら)

プロフィール

1951年〜
岩手県出身の彫刻家。

父である船越保武も著名な彫刻家。
東京造形大学彫刻科を卒業し、東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了。

1982年から東京をはじめとして世界各国で数々の個展やグループ展、ビエンナーレに参加。1988年のベネチア、そして翌年サンパウロで開催されたビエンナーレに参加したことが、海外にも広く知られるきっかけとなった。

1980年から楠をつかった彫刻作品を作り始めたが、彼が楠から作る全身像でも胸像でもない微妙なバランスの半身像は、具象彫刻の現代美術界に新風を巻き起こした。
様々な技法を使った版画作品も多数制作しており、彫刻のデザイン画のような作品もあるが、中には彫刻よりも気に入っているものもあると船越は話す。

書籍の装幀などに使用されるなど、彼の作品がもつ独特の存在感や奥行きある表現は多くの鑑賞者の賛同を得る。

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