東山魁夷 (ひがしやま かいい)

日本画家の中でもとても人気があり、リトグラフでもお値段がつくことが多くあります。

プロフィール

1908 〜1999年。
日本の画家。

神奈川県横浜市の船具商の息子として生まれる。
中学生の頃から画家を志し、東京美術学校(東京芸術大学)に進学し、結城素明から日本画を学ぶ。

1945年に徴兵され、生死の境目を経験したことで、彼の作風に大きな影響を与える。 肉親を全て亡くし、絶望の淵にいた魁夷が終戦後に描いた風景画である「残照」は高い評価を得た。
それを機に風景画に集中的に取り組むようになり、北欧やドイツ、オーストラリア、中国などを訪れ、精力的に新しい作品を発表していく。

東宮御所や皇居宮殿の障壁画から、川端康成や井上靖、三島由紀夫の挿絵を担当するなど日本画家の中での評価はトップクラスのものになった。

幻想的な風景を描き出す作風を持ち、代表的な作品には白馬の描かれたシリーズの「緑の詩」「緑響く」「白馬の森」などがある。

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