Keith Haring (キース・ヘリング)
プロフィール
1958〜1990年
アメリカの画家。
ペンシルバニアで生まれ、非常に幼い頃から絵を描くことが好きだった。父親から教わったり、当時から人気のあったディズニーなどを手本に絵を学んだ。
高校卒業後はピッツバーグにあるグラフィックデザインやイラストレーションなどのコマーシャル・アートを学ぶ学校に入学したものの、そのような商業的なデザインに興味が持てなくなり退学している。
しかしピッツバーグにいる間にもアート作品は作り続け、1978年には個展を開いた。同年、ニューヨークへ移りthe school of visual artsに入学する。ニューヨークで彼は、繁華街や地下鉄、ダンスホールの中などのギャラリーや美術館の枠にとらわれないパブリック・アートの表現を始める。ジャン・デュビュッフェやアンディ・ウォーホルなどからも刺激を受け、彼はパブリック・アートを極めることを決意する。
1980年代には数々の展覧会を開き、Tシャツなどのグッズを販売する店をオープンするなど活発に活動している。世界各国で子供達と一緒に絵を描くワークショップの開催も彼の活動のひとつで、東京都のパルテノン多摩という施設でも440名の子供達と共に壁画を描いた。
1990年に31歳の若さで亡くなっているが、これはエイズから引き起こされる合併症のためである。彼がHIVに感染していたことは良く知られており、自身の症状についての講演を行うなどの支援活動もしていた。
Keith Haringの作品をお持ちの方へ
当館の専門査定士がご相談に乗らせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。