清宮質文 (せいみや なおぶみ)
プロフィール
1917~1991年
東京都出身の版画家。
東京美術学校油絵科を卒業後、美術教師や商業デザインをする会社での勤務を経験。
1953年に同級生たちとグループを結成したことがきっかけとなり、画業に専念する。木版画の制作も始め、版画を中心にガラス絵・水彩画の作品も多数発表する。
1958年に初めての個展を銀座の画廊で開催。これ以降国内各地で個展を重ねる。
清宮の版画作品は多色刷りで、10刷ほど重ねることも多い。深みがあり、静かな印象を受けるのはそのためだろう。また彼自身も、作品の構想から完成までアトリエにひとりこもるという寡黙な制作スタイルだったという。
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