杉本博司 (すぎもと ひろし)
プロフィール
1948年~
東京都出身の写真家、現代芸術家。
立教大学を卒業し、1974年からロサンゼルスの美術大学で写真を学ぶ。卒業後はニューヨークへ移り、東京とともに彼の活動拠点となっている。
旧式の大判カメラを使い、徹底的なコンセプトと美学をもって作品を制作する。
最も人気の高い「ジオラマ」シリーズは、自然史博物館のジオラマを撮影したものである。この「ジオラマ」を始めとして「海景」「劇場」「ポートレート」など、写真と時間の関係性に根本から疑問を投げかける作品を生み出している。
自身では「数理模型」と呼ぶ彫刻作品の制作や、直島にある護王神社の改築に合わせて設計も手掛ける。
また古美術商を営んでいた時期もあり、日本の古美術をはじめとするコレクターとしても知られている。彼の興味関心は古美術品に限らず、伝統芸能の企画演出をこなすなど活動の幅は広い。
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